新人看護師になると、最初の課題として「理想の看護師像」の小論文、レポートの提出が求められます。
しかし、看護師になったとはいえ、実務経験を積んでいるわけではないので、どんな看護師像が理想かと聞かれても、戸惑ってしまうという人も多いのではないでしょうか。理想の看護師像の具体例をいくつか挙げるので、レポートを書く際の参考にしてください。
理想の看護師像は、自分がなりたい看護師の姿、理想とする看護師のイメージについて、素直に書けば良いでしょう。具体例をあげると【知識や技術だけでなく、患者さんの全体像をつかめる看護師】【患者さんに優しく寄り添える看護師】【他のスタッフからも患者さんからも頼りにされる看護師】あるいは【決断力や判断力に優れた看護師】のように、なりたい将来像を挙げるとよいでしょう。
しかし、ただ単に理想の看護師像を挙げるだけではレポートとしては不十分です。より「具体的な内容」を付け加える必要があります。
たとえば、先ほど例に挙げた【知識や技術だけでなく、患者さんの全体像をつかめる看護師】を理想像とした場合、「私は知識や技術だけでなく、全体像を把握できる看護師を目指したいと思います。患者さんの疾患だけではなく、これまでの生活背景や疾患に対する受け入れ状態、患者さんの気持ちなどについても考えていきたい」というように、具体的に述べていきます。
次に「なぜそう思うのかという理由」を書き、その理想像に近づくためにどうしていくかという「具体的な行動」も書きましょう。
このようにまとめると、理想の看護師のレポートを簡単に書くことができます。
ぜひ参考にしてみてください。